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2010年 01月 28日
住宅版エコポイントの説明 1 <北海道Ver>
どなたかの政見発表会ではありません。本日(1/28)札幌で行われた住宅版エコポイントの説明会。今日は追加開催分ですから、2回目でもこれだけの住宅関係者が集まっています。
正確には瑕疵担保履行法の説明会なのですが、ほとんどの方はエコポイントの詳細を聞きに来たはず。
住宅版エコポイントの説明 1 <北海道Ver>_a0041716_189735.jpg

ちょっとオーバーヒート気味じゃぁないでしょうか?

概要については弊社ニュースレターにてご説明していますので、そちらをご覧頂くとして。。。。

■エンドユーザー視点で眺めてみると、、、
リフォームに関しては明らかにエコポイント、、、お徳です。単に、おまけで上限30万エコポイントがぶら下がってくるのですから、、、。エコポイントの即時換金(つまり、エコポイントは要らないから、その金額分、他の工事もついでにやってネ・・・ちゅ~事)が可能ですので、近々、リフォームを予定されていた方々は、今年中にやっちゃえ!!って感じですネ。ただし、、注意点!!!。エコポイントが付くので内窓だけ取り替えませんか?なんてリフォームは絶対行わない事。断熱リフォームは、その建物の持っている元々の断熱性能のバランスを考慮しながら進めなければなりません。中途半端な工事は、かえって結露などの問題を起こしかねません。断熱改修に精通した人に依頼すること。。。大工さんや工務店さんの全てが「プロ」なんて思っちゃダメですよ!!

新築に関しては、、、、、、んんんん~微妙。。。っていうか、、、どうなんでしょ~~。(>m<
まさか30万エコポイントが欲しくて今年新築するって方はいないでしょう。逆に、今年新築を予定されている方々はエコポイントより「長期優良住宅」を選択されたほうが宜しいのではないでしょうか?それも、大手のハウスメーカーでは無く、地元中小の工務店に依頼して・・・
多分、、、多分ですが、今年の春先から、「長優普及促進事業」ってのがはじまります。これは、年間50棟以下レベルの供給しかしていない工務店の造る長期優良住宅に100万円の補助をしましょう!!というありがたい補助金事業。今年も100万円かどうかは、国会次第ですが・・・。
この制度とエコポイントは二者択一となっています。
仮に同じ断熱性能の家を建てると、
エコポイントは、、まぁ、、30万エコポイントが貰えるだけ。。。です。
長優に関しては少々耐震上、普通より頑丈にしなければなりませんので、その分工事費やら、申請費など掛かり増しになりますが、それとて、30万円から50万円程度。100万円貰えれば、50万から70万円手元に残ります。。それもキャッシュ!!!

エコポイント:普通の家で、単に30万エコポイントが貰えるだけ。数十年後の建物資産価値、、、ほぼ「0」
長期優良 :普通の家より頑丈な家で、手元にキャッシュが70~50万円残り、尚且つ税制優遇あり。数十年後の建物の資産価値は新築時の20~30%(先々の事なんでお約束はできませんが・・)

大手のハウスメーカーさんで建てられる方は、選択肢、エコポイントしかありませんが、地元密着型の工務店さんがいい!!という方は、明らかに長優を選択した方が賢明ですね。

季刊でお送りしている弊社ニュースレター【虹を追っかけてみる】2010冬号が出来上がりました。
お時間御座いましたら、お読み下さい。

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by kitakobo | 2010-01-28 18:35 | エコポイント


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