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2006年 07月 20日
やっぱり不安な木造2階建、、番外編
一週間も空けてしまいました。。
ナンヤカヤテンヤワンヤ・・・しておりまして、申し訳ありません。

今日は、ちょっと、番外編。普通の方、、、あるいは建築関係者でもあまり、ご覧になった事がないであろう画像を。。。大人の事情がありますんで、いろいろと、匿名でのご紹介になりますが。。

やっぱり不安な木造2階建、、番外編_a0041716_14283477.jpg

一般的に木造の住宅の場合、地震や暴風に対して、建物が踏ん張るために、「筋かい」とか「ブレース」あるいはそれにかわる「面材」などと称する部位があります。これは、その「面材」がどの程度の地震に耐えられるか?その実験を行っているところ。某日某所にて極秘実験?じゃないですが、実験を見学させていただいて撮影したものです。両脇が柱、その柱を合板で釘打ちし、赤線方向に動かす。これによって、擬似地震の状態になります。実験は1~2時間かけてやりますが、実際の地震は、数十秒。その時間軸の長さだけが異なりますが、その他は概ね、実際の地震に近い状況で、実験ができます。最終的には黄色い線のところぐらいまで繰り返し変形させます。
やっぱり不安な木造2階建、、番外編_a0041716_14353326.jpg

これは、かなり変形が進んでいますね。はっきりと斜めになっているのが判ります。
やっぱり不安な木造2階建、、番外編_a0041716_14363896.jpg

で、最後には、破壊されてしまい、こんな状態に・・・(TT
こうなると、これがホンモノの建物であれば、はやり言葉、、、「崩壊状態」

細かなDATAは、内緒?ですが、実はこの「崩壊状態」、震度でいうと、イメージとしては震度7~8、、、。。。まぁ、、一生のうち遭遇するかしないか、、そんな地震になると、こうなるであろう、、、という事。

こんな実験を繰り返しながら、建築の様々な部位の検討を行っています。基準法の様々な基準、規定もこのあたりをよりどころにして決められているはずで、いかにザル法と言えども、全く根拠の無いものでは無いちゅー事で、、と、なると、その基準、規定をクリアしていなければ、やっぱり、ちょっと怖い状態なのかな??。。。

その怖い状態、、、の説明は、、、、、まだまだ続く・・・・・・

今日は、、、ここまで、、、(^m^)/

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mail to ㈱北工房 栃木

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by kitakobo | 2006-07-20 14:47 | 建築すること・・つれづれに


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