2005年 10月 19日
基礎打設中・・・・現在工事進行中(T邸)1
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ちょうどこのBlog開設と前後してしまい、若干のタイムラグが生じてしまいましたが、現在工事中の「T邸」を今後、時系列でご紹介いたします。

私のカミさんが、Tさんの奥様と、バレエ教室でご一緒させていただいているご縁で、設計をお引き受け致しました。

CAD DATAを確認しましたら、最も古いDATAは昨年の暮れになっていますので、かれこれ10ヶ月で、基礎打設までこぎつけました。何とか、年内に入居していただこうと思っています。

実は、夏位に確認申請を一度、提出し、何社かによって見積り合わせを行ったのですが、どうしても予算の摺り合せが上手くいかず、再度、1から設計を見直し、確認申請を提出し直しております。
このようなケースは、ままある事で、建主と設計者のコスト意識の摺り合せのためには、必要な手間と時間だと、割り切っておりますし、時として、私は意識して廻り道するケースもあります。
また、お互いの作業の中で、お客様もご自分の「希望」や「夢」と「予算や法規という現実」の摺り合せ、確認ができ、納得していただけるのではないかと思います。

設計というのは、図面を描く事や、間取りを考える事がメインではなく、お客様自身のこれから一生の生活を設計する事であり、我々もお客様の大事な資産をコストコントロールする重責を担っている訳ですから、拙速が一番危険だと思います。

少々、本音を言えば、「上手な設計依頼」第一歩のところで述べた「生活のイメージ」をご家庭内で煮詰めておいていただければ、設計者としても、余計な詮索や、おせっかいをせずに済みますし、失礼なことをお聞きする必要も無いのかな?とは思います。

まぁ、、しかし、普段の生活の中で、なかなか夫婦揃って将来を考える時間って、、無いですよね。。。。私自身、振り返ると・・・・・・ま、、いっか。。。。(笑)

さて、無事、コンクリート打設も終了いたしました。これから、建て前です。形が見えてきます。

さぁ、、、Tさん。。。これから、まだまだ、決めていく事、、、ありますからネ。。(^m^)/

a0041716_17112124.jpgこれは、今回、工事をお願いした「メデル蝦名建業」さんの現場担当「大ちゃん」の車です。あまりにいい味?出してるんで、、、UPしました。。。(笑)
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# by kitakobo | 2005-10-19 17:20 | 現在工事進行中(T邸)
2005年 10月 19日
Royal Coachman 2
やはり、WEB PAGEを開いた時に、綺麗な写真が無いと、「絵」としては、見難いですね。

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という事で、引き続き「Royal Coachman」の外観です。
前回、意味ありげに申し上げた「白のダッククイルと赤のフロス」は、、更に引っ張ります。(笑)
BlogのUP制限のため画素数を落としましたので、少々、荒れていますがご容赦ください。

ご覧の通り、原則的には、コンクリート打ち放しの四角いマッスの建物ですが、一部形態的な要素が異なる部分をレンガタイルで構成いたしました。

ガラスブロックの半円形の部分の内側はバルコニーというか、かなり大きめのアウタースペースとなっています。この部分の写真は次回UPいたします。ご主人が、某モデルハウスをご覧になり、解放的な浴室と、それに続く大きなテラスを是非、創って欲しいとのご依頼で、この建物の肝というべき部分です。

また、そのRに続く、コンクリートの壁(小さな丸い穴が開いている部分)の裏は、、実は洗濯物の物干しとなっています。物干しですから、通風が必要、できれば南側がいい、、、でも、それって玄関の真上、真正面じゃない?、、、と、奥様と喧々諤々、討論の上、このような処理となりました。

そうそう、奥様といえば、バルコニーのガラスブロック部分、、、十字型の鉄骨が嵌め込んでありますが、実はこれ、、、一部分、ブロックを嵌め込まず、OPENにする予定だった名残りです。

設計者としては、周辺環境を考慮し、できれば、ブロックで覆ってしまいたかったのですが、囲われる事に関して、不安をお持ちだったようで、設計完了時には、一部、開放された状態でした。しかしながら、工事中、現場をご覧になって、奥様も、私の設計意図を理解いただいたようで、結局、塞ぎましょうという事になり、現在の形に至っております。

ご夫婦とも、形に対するデザインIQというか、感性にブレの無い方でしたので、設計期間は1年以上かかりましたが、大変楽しく設計させていただき、感謝しています。

また、設計中、工事中も随時、話し合いを持ちながら、形を作っていきました。

改めて、住宅というのは、住み手と設計者の共同作業だと思う次第です。
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# by kitakobo | 2005-10-19 11:00 | 建築してます(住宅)
2005年 10月 19日
Blogという選択
実は、数年前に事務所のHPを立ち上げようと、ホームページビルダーなど使って、スタイルシートを作り、真似事をしたことがあります。
更に、その前には、友人達を引きづり込んで、NET通販?の真似事もしたことがありました。
(それこそ、楽天が立ち上がったばかりの頃ですわ、、、(^^;、、、)

で、、、どうも、いろいろな不都合がある事がわかり、あんまり不完全な、自社HPを立ち上げても、みっともない・・・・ちゅーような言い訳をしつつ、今にいたりました。

また、単なるカタログWEBにはしたくない、、という妙なこだわりと、実際にカタログWEBだとしても、ご覧いただけるような材料が揃っていなかったという悲しい事情もあった訳です。

ところが、さすがに、初対面のお客様に「ホームページお持ちですか?」と聞かれるに至って、これは、何かの形で、情報発信しておかなければマズイ。。。と、あせっている昨今。(笑)

今のところ、私自身は、Blogって、、ホームページビルダーのASP版?といったような位置付けなんですが、さまざまな機能について、理解しきってはいないものの、可能性は感じております。

特に、電子的?デジタル的?ななさまざまな機能より、例えば自分自身の思考整理であるとか、過去からの経緯確認、そして、思いの吐露、、、なんていう、極めてアナログ的付随効果というべき部分に可能性というか、期待をしています。

幸いなことに仲間にもBlog先輩が何人かいらっしゃいますし、
「印刷業の未来を思考する、起業家社長の日記です」
いろいろとご教授いただきながら、可能な限り、「情報を整理」していきたいと思っております。

尚、、、このBlogが、社長個人の別荘だとすると、実は、本宅?として、弊社のベースサイトも現在、作成中であります。

発展的に、こちらのサイトのコンテンツから、移動させる内容もあるかと思いますし、本宅は本宅でやりたい事も沢山あります。

まずは  ㈱北工房建築設計室、、、改革を止めるな!?、、、、(笑)
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# by kitakobo | 2005-10-19 09:19 | 会社すること・・つれづれに
2005年 10月 18日
Royal Coachman 1
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建築設計とフライフィッシングの両刀使い?を始めた頃から、実は、自分の作品にフライの名前を付けたいと常々思っていました。
また、その時に命名するフライも実は「Royal Coachman 」と心密かに決めておりました。

この住宅は私自身、ロイヤル・コーチマン(王室馬車の御者)と名付けても相応しいであろうと、やっと納得できた作品です。

元来、ピーコックの妖しさとゴールデン・フェザントを使用した絶妙な配色のフライですが、この建物もレンガ・コンクリートの打ち放し、そしてガラスブロック等の素材を組み合わせて外部を構成してます。

更に、本家フライに特徴的に使用されている白のダッククイルと赤のフロスは、どこにあるかというと、、、、、、、

それはまた、、次回。。。。。。
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# by kitakobo | 2005-10-18 20:14 | 建築してます(住宅)
2005年 10月 18日
栃木の名前
■先般、ある酒席で自分の先祖探しの話題が出た。同席した行政書士氏の話によると明治30年以降は各市町村に戸籍が存在しているはずで、問い合わせをすれば、かなりの精度で判明するが、それ以前の先祖探しとなると、菩提寺の過去帳か、伝聞に頼るしかないらしい。一番、大事なのは、知っている限りの情報を、書き留めておく事とアドバイスされた。

■そんな話で盛り上がっていた矢先に函館に住んでいた叔父が亡くなった。週末に妻と駆けつけたのだが、10数年、透析を続けており、ある程度、家族も覚悟の往生だっただけに、悲しみの葬儀というよりは、久々の親戚一同再会を喜ぶ、どうにも明るい葬儀となってしまった。昔のお兄ちゃん、お姉ちゃんも順調に歳を重ね、すでに老人の顔をしていたが、私が老眼で目をショボショボさせているのだから無理からぬ事ではある。

■当然、昔話に花が咲いた。私が知らぬ時効話が噴出し、人間関係で長年私が抱いていた多々の疑問も氷解したのだが、そこで、栃木家の先祖話が出たので、行政書士氏のアドバイスに従い、聞いた話を書き留めておく。話の内容が内容なので、地名が続出し、土地勘の無い者には、訳の判らぬ話もあるだろうが、ご容赦いただきたい。

■栃木という珍しい苗字のせいか、初対面の方には「栃木県のご出身ですか?」と聞かれるが、元々は福井県の出らしい。福井県大野郡の「鶴」(都留?津留?)のつく名前の集落から、函館近隣の大野という地区に入植したのが、どうやら、北海道の栃木の始まり。NETで「福井県大野」を検索しても「鶴」のつく地名はHITしないので、すでに地名が変わったか、情報の錯誤か?。函館大野の町史など調べた方が、確実かもしれない。越後大野藩の人間が現在の八雲あたりに入植したというのはNETで調べがついたが、それ以上の事は判らず仕舞。このあたりは、地方史に造詣の深い方がいらっしゃったら、是非ともご教示いただきたい。また、道東の佐呂間町には栃木という集落があるが、こちらの歴史はまだ浅く、廃藩置県以降、名前の通りの栃木県から足尾銅山鉱毒被害を被った農民が移住したらしいので、多分、私とは無関係である。少々、ご縁があるとすれば、バブリーな頃、ススキノにあった「サロマ」というクラブには、、、、確かに、よく、行った。それ位か?。

■私自身は、「栃木」という姓の由来をきちっと知りたいのだが、大仰な由来など無く、せいぜい「栃の木」の傍に掘立小屋でも建てて住んでいたのだろうと思う。その昔、姓を名乗らなければならなく成った時、字など知らぬ平民は近隣で唯一、漢字をたしなむはずの地域の坊さんに頼みに行って、坊さんが何気なく外を指差し「あれは何だ?」と問うた時「山だ!」と答えれば、「お前は山田」。「田か?橋?」と答えれば「お前は高橋!」。と、決めたというが、これは先般登場の、行政書士氏の与太話?なので、信じない方がいいかも知れない。山田さん、高橋さんに無礼である。本家?栃木県の名前の由来を調べても、「県名の由来:栃の木が生えているところの意」となっており、あげくに県の木が「栃」となっているに到っては、「そのまんまやんけ!!」と、突っ込みたくなる。

■で、ここで突然、栃木鶴松と栃木市松という兄弟が登場する。どちらが兄で、どちらが弟なのかも私には判らない。鶴松は私の祖父で、字も確かに鶴松と書くのだが、市松については伝聞なので私の当て字である。ひょっとすると、一松かも知れないし、市末かも知れないし、一末かも知れない。一末だと、今風に言えば「栃木ピンキリ」になってしまう。これではあまりに先祖に失礼であるし、私も少し悲しくなるので、一番めでたそうな、市松にしておく。この二人が、福井大野生まれなのか、函館大野生まれなのかも知らない。

■この市松さんが、かなりの豪傑だったらしく、当時、函館に居た任侠道の方々に大層重宝されたという事だ。重宝といっても、はたして人望が厚かったのか、腕っぷしの強いだけの男だったのかも知れない。(うわぁ~ダンダンと微妙な話になってきた、、、)30年程前に亡くなった叔父が、土建屋を営んでおり、昔の事であるから、任侠道の諸氏とも交流が深く(やたら、遠まわしの言い方になってますなぁ、、、、更に冷汗)、叔父であるところの市松の名前を出すと、扱いが丁寧になったと自慢していたらしい。鶴松も木材を扱う商売だったと聞いているので、栃木一族は典型的な土建屋一族だったのだろう。いづれにしても、決して、お品の良い家系ではなさそうである。

■鶴松が函館の谷地頭に住んでおり、市松は七重浜というところに住んでいたらしい。鶴松の家に遊びに来た市松が酒を飲み、帰宅する時には、乗ってきた馬車の荷台にゴロンと横になり、馬に一鞭くれてやる。そうすると、眠っている間に、馬が自宅に連れて行ってくれたというのだが、、、、。今でも谷地頭と七重浜は車で30分以上かかる距離だから、かなり怪しい気もするし、ススキノで呑んだくれ、記憶が飛んで、知らぬうちに、タクシーに乗り、朝は自分のBEDで寝ている己を振り返ると、あながち嘘でもないのかな?とも思ってしまう。やはり家系か?。

■市松が、どのような人生を歩み、どのようか家族を作ったのか、知る由も無いが、北海道にいる栃木姓の人間のうち、鶴松系は、全て承知しているので、残りの方々は、9割方、市松系ではないかと思う。

■鶴松爺さんとは、一時、札幌で同居しており私の記憶にも残っているのだが、同居していた頃、まだ60代で、今年、喜寿を迎えた私の父より、当時、若かったとは、意外であった。歳をとったイメージが残っている原因は、禿頭である。私に残る祖父のイメージは、毛の一本も無い頭で朝夕、仏壇に向かって読経している姿であり、隔世遺伝でもすれば、私の毛髪も余命幾許も無いと覚悟していたのだが、今回の葬儀で、その頭が、実は剃っていたものだったと知って、愕然としつつも、僅かに希望の光が見えてきた。今で言うスキンヘッド。どうして剃っていたのか聞き忘れたが、市松爺さんと同じように、任侠道に極めて近かったのかも知れないし、信心深い爺さんだったので、その関係かも知れない。極道から改心して仏門に入ったとだけは想像したくないし、原因を知るのは更に恐ろしいが、孫である私以外には眼光鋭い人であったのも記憶しているので、もしかしたら???という気もする。

■読経する祖父のツルツル頭を後ろからペタペタ引っ叩いた記憶だけは鮮明に残っており、経本やら仏具をおもちゃにしていたような記憶もあるが、今の人生、バチが当たったのだとしたら、そのせいか?と、今更祖父に詫びてもすでに遅いなぁ。。。
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# by kitakobo | 2005-10-18 15:36 | つれづれに・・・
2005年 10月 18日
札幌日産自動車 岩見沢大和店
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従前は「㈱日産サティオ札幌 岩見沢営業所」でしたが、現在は社名変更(合併)し標題の店舗名となっています。

日産自動車㈱の店舗戦略に順じ、弊社㈱北工房建築設計室におきまして設計・監理させていただきました。
検証 日産モデル(日経デザイン)より引用

LINKのPDFでもお判りになる通り、細部に渡り、デザインの方向性と手法が定められており、この店舗に関しては理想とされるマスターPLANにかなり近い店舗となっております。

あまり細かな設計手法に関しては申し上げられませんが、「お客様の快適性・利便性」「物を売る事」「物を見せる事」に関しての考え方とディティールを突き詰めて考え、実践する事が出来た店舗と自負しております。

このようなディーラー店舗に限らず、物販・飲食とも店舗というのは、言葉は下品ではありますが、私はあくまで「金を生む道具」と考えています。そのためには何をすれば良いのか?また、当然、ある規模の資本を投入するわけですから、その設備投資に対して、どの程度のコストパーフォーマンスが見込めるのか、経営者の立場では無く、設計者の立場として、考え、マネージメントしなければなりません。

そのスタンスで、例えば最近のレクサス系の店舗展開などを見ると、また一つ、勉強にになるこの頃です。
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# by kitakobo | 2005-10-18 13:06 | 建築してます(民間建築)
2005年 10月 18日
江別市都市景観賞
林木育種センター北海道育種場<平成10年度 江別市都市景観賞 受賞>

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 それまで、各種のコンペなどでいくつか賞はいただきましたが、全てアンビルド。実作において初めて賞を頂いた作品で、それゆえ、たいへん嬉しかったのを覚えております。

「林木育種」というのは、耳なじみの少ない言葉かと思います。山林に植樹する木々も実は稲などと同じように日々、品種改良をしており、その研究施設の事務所棟です。

野幌森林公園の入り口の一つの近辺に建ち、ローケーションは最高なのですが、いかんせん、なかなか、人目に触れる事が少ない場所なので残念です。

外壁に江別市野幌特産のレンガを使用し、羽目板とのバランス、そして、屋根のボリュームとのバランスに大変、気を使いました。

ありがたい事に私の設計した作品、ある方に言わせると、「使っている材料や、規模は違っていても、大体、栃木のだと判るんだよなぁ」との事。もちろん、設計している人間が同じですから、いた仕方ないのですが、多分それは、私自身の持っているプロポーション感覚に拠るところと思います(良否は、まぁ、別問題として・・・(笑))。そのプロポーション感覚をを自分なりに分析できたスタートラインだったような気がしますし、今だに、きっと同じ感覚で設計に携わっているのかな?という気がします。変な話ですが、今、こうして写真を見ても、「アッ!これ、、、俺の設計だ!!」と思ってしまいます。(笑)

その他、当時の場長さんも釣り好きな方で、何度かご一緒させていただきましたし、工事関係者も大変、協力的で、いろいろな思い出と、思い入れの詰まった忘れられない作品です。
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# by kitakobo | 2005-10-18 10:36 | 建築してます(公共建築)
2005年 10月 17日
熊の話?
■一時期、プリクラが流行ったが、私もオリジナルのプリクラを作成し、娘や娘の友達に配った事がある。と言っても、元々は釣り仲間のT氏が、インターネットで使用するアイコン用にと作ってくれた似顔絵をそのままプリントしただけの物なのだが、他の釣り仲間は普通の似顔絵であったのに、何故か私だけがケダモノで、それも「熊」だった。小娘共には「かわぃ~い♪」と評判だった・・・・らしいが、まぁ、まぁ魔除け程度にはなったのだろうか?。我娘のメールの頻度を見る限り、虫除けにはならなかったようである。元来、背丈は高い方で、結婚後、順調に太り、髭など生やしはじめたものだから、最近は、どなたにお目にかかっても「熊」扱いである。釣りに行かぬ日曜日に、早朝から白いスゥエットの上下を着込み、色っぽいDVDなど見ながらゴロゴロしようものなら、娘に「ア~ッ、白熊がHなTV見てる!(^◇^)」。本人はいたくお気に入りのスゥエットで、お出かけ着でもいいのだが、カミさんは絶対に、一緒に歩いてくれない。そんな格好でも仲良く遊んでくれるのは、DVDの中のオネェチャンと「釣り仲間」程度である。

■釣り、それも北海道の渓流釣りは熊との静かな戦いである。どうしても大物を釣りたいとなれば、できるだけ釣り人の居ない所に入渓せざるを得ないし、おのずと、そこは、熊のリビングだったり寝室だったりする。私自身は、幸いなことに一度しか野生のヒグマに遭遇した事がない。上富良野に金山湖というダム湖があり、その湖のとあるポイントが、おさかなパラダイスだという噂(まぁ、、ほとんどの場合、「ガセ」ですが)を聞きつけ、湖畔の林道沿いに車を走らせていたら、例によって「熊出没注意」の看板。(念のため、、この看板、我々釣り人にはなんの効果も無い。)無視して、噂のパラダイスポイントに向かったが、結局オデコをくらい、その帰路に、、、、居ましたネェ、、、、「熊出没注意」の看板の横に、ポツ~ンと一頭の熊が。少々の睨みあいの後、彼?は欽ちゃん走りで山の中に帰って行き、無事であったが、間違いなく、白熊も脇の下に変な汗をかいた。

■ある釣り仲間が「オイ、栃木、知ってるか?ヒグマは出会っても可愛いもんなんだと。一番ヤバイのは白熊だ!動物園の飼育係から聞いたから間違いない!白熊はヤバイから注意すれ!」確かに、基本的にヒグマは雑食で白熊は肉食だから、食性として人間が襲われる可能性は、白熊の方が高いのは良く理解できる。しかし、彼は重大な事を忘れている。「オイ、、十勝の山に白熊、、、いるか?」

■数名で釣行する際は、「武器」と称して、「笛」「鈴」が必需品なのだが、いい歳をしたオッサンが「武器」と言う程、効果があるのかどうかは、はなはだ疑問。「誰か、ススキノでトカレフでも仕入れてこいよ」と物騒な冗談は言うものの、そちら方面にお知り合いもいないので、最終兵器としてカンウンターソルトなる、唐辛子スプレーを持参する事になる。

■某氏の経験談の更にまた聞き。過日、彼はイワナの桃源郷を目指し、山中泊覚悟で沢を上った。案の定、日が暮れて熊の気配に怯えつつ野営の準備を始めたのだが、ど~しても怖い。ふと思いついた彼は、かねてより持参の唐辛子スプレーをテントの廻りに「シュ」「シュ」「シュ」と振り撒いたのだそうだ。まぁ、虫避けスプレーの発想で、判らないでもない。で、心安らかに眠りについたのだが、夜明けと同時に肝をつぶした。テントの廻りでヒグマが数頭ウロウロしているではないか。そこら中の草むらに鼻を突っ込み、餌探しの真っ最中である。恐怖に固まったまま彼は日が真上に昇り、熊が退散するまで、ジッと息を殺して耐え続けたそうだ。なんの事はない。前夜、吹き付けた唐辛子スプレーの匂いが香ばしく、「熊避け」ならぬ「熊寄せ」になっただけの事。オネェチャンが「シュ」「シュ」と振り撒いたコロンにたかるオッサンみたいなもんですな。まぁ、釣り人の話だから信じない方が無難だが、万が一、ホテル「クマさん」にシングルでお泊り予定のある方は、ご参考まで。

■唐辛子スプレーがどうして効くのかといえば、論理的には、人間の鼻先でコショウの瓶をブチまけるのと同じ理屈。ビックラこいて、目と鼻から訳の判らぬ体液(熊の鼻水?)が出てくる、、らしい。(我らの仲間は誰も見た事が無いので、これも怪しい)。よって、状況によっては熊だけでなく、こちらも自滅する。確かに注意書きには「5m以内に近寄ってから使用してください」「風上に向かって使用しないで下さい」と、ある。律儀な方が、使用注意を守ろうとすると、山中で突然現れた熊の風上に咄嗟に廻り込み、熊が5mまで近寄って来るのをジッとこらえて待ち続け、おもむろに「シュ~!!!!」とせねばならない。バラエティのコメディアンじゃないんだから、5mの至近距離まで熊が寄って来るのを待つっているのは、どう考えても無理。ましてや、効果100%かどうかも怪しいのであるから、とっとと、逃げたほうが賢いような気がする。熊出没の恐れがある場所には、基本的に単独釣行は無い。相手はおおかた1頭であろうから、全員、「せ~の!」で一斉に逃げれば、せいぜい犠牲になっても、一番ドン臭い奴1名。5mまで待つよりは、はるかに合理的と思うのだが・・・・・。よって、熊の聖域に入る際は、出来るだけのろまな「デブ」と釣行した方が、自分の生存確率は高くなるはず。

で、ふと、気が付いた。。。。。。。

デンジャラスゾーンへの釣行には、何故かよく誘われる。これって、、、(-m-#

■無趣味の私が、釣り(特にフライフィッシング)に出会ってから、人生の楽しみが格段に拡がった。ススキノでオネェチャン(さすがに、私より年上のおネェ様に出くわす事は少なくなったなぁ、、、)と馬鹿話をするのも楽しいが、一人静かに渓流に佇むのもオツなもんで、これが仲間との釣行となると、与太話、下ネタ満開。
「人生や経営やまして建築設計には全く役立たない話」をネタが尽きるまで、お届け致しますので、これからもお付き合い下さい。
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# by kitakobo | 2005-10-17 20:07 | つれづれに・・・
2005年 10月 17日
第一歩
設計をご依頼いただく場合、発注者(建主)の立場によって大きく二つのケースに分かれます。
一つは企業や団体、官庁の場合。もう一つは個人の場合。

私の場合、企業や、団体、官庁ですと、ある意味たいへん気が楽なのですが、一番、神経を使うのが個人の場合です。当然、建物の分類としては住宅がメインとなりますが、稀に飲食店などのご依頼もいただきます。

今回は住宅という前提でお話させていただきますが、何に気を使うかといいますと、やはり、個人レベルですと、判断基準が曖昧という事につきると思います。企業の建物ですと、これはもう目的が、「お客様のため」、、、単純に言うとお客様のために投資して最終的には「金を生み」回収できる建物にしなければならない宿命ですから、全ての判断基準は、一点に集約され、そこからマニュアルやノウハウが生まれる訳です。あまり「情緒」の入り混む余地がありません。これが個人となると、そんなに単純な話にはならない。

様々な家族関係や、思惑、旦那さんと奥さんの力関係?、嫁・舅・姑の静かな戦い?(笑)、もちろん予算。多種多様な事が、入り混じり、お客様自体も、何がなにやら判らなくなっている状態が多いようです。

打ち合わせの経過で、何となく、気が付く場合もありますが、やはり、ある程度の範囲は、おっしゃっていただかないと、私なんぞ、あくまでも一緒に生活した事の無い他人ですから、途方に暮れてしまう事も少なからずあります。

あるお客様で、予算が限られ、ギリギリの規模で設計していたのですが、どうしてもご主人が、もう一部屋、欲しいとおっしゃる。まぁ、多分、ご自分の書斎か趣味の部屋に使うのかな?とそんな理解でPLANをご提案申し上げたのですが、どうもイマイチ、お話がかみ合わない。もともと、ギリギリの大きさで設計しておりますから、そのひと部屋のために、どこかは削らなければならず、で、居間が少々手狭になったのですが、奥様は例によって、広いLDK(オープンキッチン)にしたいと主張される。旦那様は、居間続きの和室を意識しているようなんですが、奥様は、そんなスペースは要らないとおっしゃる。後日、判ったのですが、やはり旦那様は、今は別居しているお母様を最終的に新居に引き取る事を念頭に物事をおっしゃっていて、その逆に奥様は、全く同居を考えていなかった、旦那様はどうしても、正面きって奥様に言い出せなかった、、典型的な嫁姑問題という次第。この整理だけで、半年の月日を費やしました。

旦那様が私にこっそり耳打ちでもしていただければ、それなりのお話で奥様を説得したのですが、お母様の存在も知らない私は、両者の挟み撃ちで、苦悶する羽目になる訳です。

設計をご依頼頂くまでは、ほとんどの場合、我々とお客様は赤の他人です。これは仕方ない。出来る限りヒアリングさせて頂きますが、これから出来上がるはずの新居にいったい、どういう「生活のイメージ」を持っているのか?まずは、ご家庭内でじっくりと話合っていただきたいと思います。

これは決して、細かな間取りを、決めて下さい、、、と、いう事ではなく(この話は、次回・・・・)例えば、10年後、あるいは20年後に、いったい新居でどんな生活が営まれるのかをじっくり考えていただきたいという事なんです。

予算が潤沢なら、これはどんな建物でも創る事ができますが、そんなケースはほとんどあり得ません。必ずどこかで、厳しい決断をお願いしなければならない場面があります。
その時の判断基準として、「生活のイメージ」が家族内で統一されている場合と、そうでない場合は、時間的なロスは無論ですし、出来上がった建物も違ってきます。

新居に夢を抱くのは当たり前のお話で、私も、可能な限り、お手伝いさせて頂きます。そのためには「生活のイメージ」の共有(お客様と私の)が必要です。更にその前段階で、ご家族で同じイメージを共有していただかなければ、私もどなたのお話を伺えば良いのか困惑してしまいます。夫婦喧嘩の仲介も必要とあれば致しますが、まずは、ご家庭内で話し合って頂く事。特にご夫婦でゆっくりと話し合う時間を設けてください。

カーテンの柄よりも、オール電化にするか否かよりも、、、まずは、ご夫婦で「生活のイメージ」の共有を・・・・お願いします。

ちなみに、やはり、拝見していてご夫婦仲の宜しいご家庭は、押しなべて建物も良い、、、ような気がします。
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# by kitakobo | 2005-10-17 19:57 | 上手な設計依頼
2005年 10月 17日
週末極楽生活
ブログ開設して、いきなり二日程、空けてしまいました。。。。(-m-

15日の土曜日には、釣り仲間が飯田ウッドワークシステム㈱の本社会議室?に集合し、「新蕎麦を食う会」なんぞ、催しておりました。M氏の仕入れてきた新蕎麦粉(自家栽培との事)を、社長の飯田氏に打ってもらい、ゆがきたてをズルズルと食い散らかしておりましたが、やはり美味い!。
あまりの美味さに、ビールをたらふく呑んで、ついついススキノに繰り出し、朝の4時。(^m^;

16日(日)は二日酔い最盛期のまま、ながぬま温泉へ。未知の会の仲間との月例会。普段はそれなりに、真面目なお勉強会なぞしているのですが、今月に関しては、ひたすら、ただの宴会状態。
ながぬま温泉、なめてかかっていたのですが、イイっすね。建物が多少古いのは否めないが、清潔で、お値段安し。町営?のはずなんだけど、何故かコンパニオンさんなんか呼べたりして。(^m^)。宴会終了後、ほぼ全員タクシーに乗り込み、ながぬま銀座街?へ繰り出しましたが、私はといえば、前日の酒の影響で、さすがにダウン。申し訳ないが、途中リタイア。(スマンかった)。今朝、朝食を摂ってから、事務所に出てきましたが、、、、、まだチョット、調子が悪いなぁ。。。。(-m-

常々、ありがたい仲間に囲まれて、幸せモンだと感じております。

いろいろな方がいて、いろいろなエピソードがあるのですが、これは順次、お披露目いたしますネ。
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# by kitakobo | 2005-10-17 12:59 | 仲間たち・・・
2005年 10月 14日
クミコ
私と面識のある方は意外に思うかもしれませんが、すべて実は愛聴盤。
(カラオケで歌うのと、聴くのは別モンだからネッ!!念のため!!)

今年の春の札幌のステージも、実は密かに、カミさんと二人仲良く?聴きに行きました。

珍しく釣りにも行かない、暮れなずむ日曜日に一人で聴くと、、、、しみますヨ。

愛の讃歌 (CCCD)
クミコ / エイベックス イオ
スコア選択: ★★★★★

イカルスの星-越路吹雪を歌う(CCCD)
クミコ / エイベックス イオ
スコア選択: ★★★★★

愛しかないとき (CCCD)
クミコ / エイベックス イオ
スコア選択: ★★★★★


クミコブログ
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# by kitakobo | 2005-10-14 23:34 | ライフログ
2005年 10月 14日
北海道森林管理局 帯広事務所 2
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近景のしかも夜に撮影した物です。

外溝工事が未了の時点で、撮影しましたので、足元が少々汚いですが、「額縁」の中の木質材の使用状態がよく判ると思います。

壁から軒天まで全て、カラ松(国有林から産出した物を、特別に加工しました)の羽目板を使用し、軒天のカラ松がそのまま、内部の天井につながっている様子がよく判ると思います。

残念ながら「庁舎」という性格上、なかなか実際には夜の状態で、ご覧いただける機会は少ないのですが、羽目板に押し縁で影が浮き上がるよう意識して設計しております。
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# by kitakobo | 2005-10-14 21:21 | 建築してます(公共建築)
2005年 10月 14日
北海道森林管理局 帯広事務所 1
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画像は弊社㈱北工房建築設計室が設計し、昨年竣工いたしました、北海道森林管理局帯広事務所の庁舎です。

国有林を所轄する官庁庁舎としては、当然、国産材をふんだんに使用しなければなりませんが、ご覧になってお判りの通り、外部のほとんどは、金属板に覆われています。
立地が山奥や田園地帯であれば迷うことなく、全体を木質材で覆ったかもしれませんが、条件としては低層住宅に囲まれた帯広市街地。その中に、木質材で覆われた建物を無遠慮に創る事には、少々、ためらいがありました。また、残念ながら、耐久性、メンテナンス性に関しても、木質材は弱点が多いと言わざるを得ません。

そこで、基本の外装はメンテナンスフリーの金属板とし、エントランス廻りを「額縁」で切り取り、額縁の中に関しては、ふんだんに木質材料を使用するという構成を選択いたしました。
額縁は、「木質材」を強調し、また、耐久性の向上に、少なからず寄与するはずです。

「額縁」の中のカーテンウォールは、木(キハダ)とアルミのハイブリット材で、飯田ウッドワークシステムで作成されました製品です。(実はここの社長、、、飯田氏。。。私のフライ仲間です。アホバカ釣行日誌は山のようにありますが、そのお話は、また別の機会に・・・・・)木質材とアルミの長短それぞれを、補完しカーテンウォールとしての機能を充分に確保した製品で、弊社の設計した建物では頻繁に使用されております。

柱・梁はカラ松の大断面構造用集成材で建物の全てを構築しています。
HR工法(木質2方向ラーメン)を採用し、画像では判別しにくいかも知れませんが、ボルト・ナットなどは一切露出しておりません。(内部の写真はまた、後日、UPしますね。)

残念な事に、木質材にはさまざまな長所があるのですが、同時に、短所も存在します。これは木質材に限った事ではなく、建材として使用される、ありとあらゆる製品は、長短同時に存在していると言って間違いありません。

北海道の気候条件の中で、各々の建材の持つ特徴を、いかに生かして行くかが、「ひとつの肝」であると、常々考え、設計しております。
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# by kitakobo | 2005-10-14 20:24 | 建築してます(公共建築)
2005年 10月 14日
冷汗タラタラ・・・・・・
とにもかくにも、ブログstart!!!!

いやぁ、、手間取る、手間取る。。。。

まずは設定の仕方が、よぅ判らん。
でぇ、何より手間取ったの、己の顔写真が無い。。。。。
マイピクチャーを覗いても、あるのは赤い顔した親父がVサインを出して、どこぞのスナックで呑んでいるか、餌を貰ったトドのように、魚を抱えているか、(これがまた、サングラスかけているから、人相が悪いんだよなぁ)そんな写真ばっかり。。。

昔、釣り仲間の友人に私専用?として作ってもらった、アイコンでごまかしました。
(近々、UP致しますね)

とにもかくにも、ブログ。。。。start。

どうなることやら・・・・・・・・

北海道で建築と日々奮闘している、設計事務所の親分?の戯言ではありますが、何かのお役にたてれば、幸いです。
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# by kitakobo | 2005-10-14 18:34 | つれづれに・・・