2009年 09月 08日
住宅履歴 社会実験に参加します 2
築20年程度の中古住宅でも、住宅履歴がはっきりしていれば、家そのものの残存価格が新築時の30%程度・・・・という試算があります。

現在の中古住宅流通では、中古住宅の場合、その価値というのはほとんど評価されません。仮に売ろうとした場合、売買価格として値づけされるのはあくまでも土地の価格。
その原因、、日本の税制の問題など、いくつかありますが、一番大きいのは中古住宅の、修繕記録や新築時の状態、違法建築かどうかなどなどが不明、、という事があります。
それが中古住宅の「現状引渡し」、、つまり、今の姿のまんまなんだから、買った後で文句、言わないでね。。。ってあたりです。

実際、私もリフォームなどのご相談を受けても、新築時の確認申請副本は無いのがほとんど。。もう、それが当たり前に近いぐらい、、、無いですねぇ。。(--。
あげくに、何か変だよなぁ。。。と思いつつ調べてみると、案の定、「違法建築」。建物を建てた後で、勝手に法律が変わって、結果として違法状態になってしまったってのは、、「既存不適格」と言って、救いようがあるのですが、悪意をもった、、、違法を承知で行った行為に関しては、その後の増改築の申請のしようがありません。。。
つまり、、、ずーっっと、違法行為を繰り返すしか無いのです。

新築時から、その後修繕、増改築の記録まで、オフィシャルな機関がきちんとした形で、記録を保存しておけば、、、、そんなアホな事態にならずに済む。。そもそも、違法行為をやって、いちいち記録に残す馬鹿はいないのですから、記録が残っている事がすなわち、「ちゃんとした家」の証明になる訳です。

その裏づけが担保されて中古住宅の「価値」として30%という数字が出てくるのですね。

食品や工業製品に関しては「トレーサビリティ」が姦しい昨今。やっと住宅にも、「公的」なトレーサビリティが生まれようとしています。

そのスタートライン・・・・社会実験に、、北工房は参加する事になりました。

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by kitakobo | 2009-09-08 18:42 | 北工房の考え方


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