2006年 03月 08日
ヘナチョコごろし、、、
さて、、やっと本題のヘナチョコさんをプチいじめするネタ、、その1です。

第七回は「基礎の基礎 その4」(鉄筋のかぶり厚さ)

また、眩暈がする建築基準法、、、のうちのこれは施工令という奴、とりあえずはこれも太字のところだけ、読んでください

(鉄筋のかぶり厚さ)第79条 
鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さは、耐力壁以外の壁又は床にあつては2センチメートル以上、耐力壁、柱又ははりにあつては3センチメートル以上、直接土に接する壁、柱、床若しくははり又は布基礎の立上り部分にあつては4センチメートル以上、基礎(布基礎の立上り部分を除く。)にあつては捨コンクリートの部分を除いて6センチメートル以上としなければならない。


なんで、こんな飛ばし飛ばし読まなきゃ意味の通じない法律があるのか?それもチョコチョコ変えやがって、、(--#。。。と、文句を言ってもはじまりませんが・・・
普通の日本語にすると、基礎のかぶり厚さは6cm以上にしなさいと定められています。で、、かぶり厚って何よ?で、次の絵
a0041716_2142855.jpg

赤いのが鉄筋です。かぶり厚ってのは60って書いてあるトコの寸法です。更に何でかぶり厚なんてのが寸法決められているかというと、第五回「基礎の基礎 その2」(鉄筋コンクリートの性質)で、説明したとおり、鉄筋が錆びないためなんですね。。土の中はほとんど水中と考えてもいいくらい水分が多いところです。むしろ、完全に水の中であれば空気に触れることが無いので、錆びにくいのですが、北海道の場合、春先は雪解け水で地下水位が高い。水位の変動が大きかったりすると水に触れ、空気に触れ、、、最も錆びやすい状態になります。小さなヒビから水が入り(これはまぁ、、しょうがない)鉄筋が錆びて、、、仮に鉄筋がボロボロになっちゃうと、せっかくコンクリートと鉄筋が助け合っている「鉄筋コンクリート」の意味ないじゃん!。。。という事です。ですから、ほかにも様々なかぶり厚さの規定が部位によって定められていますが、土の中が一番ハードは環境なんで、一番厚くなっています。前回、12cmで間違って作った時に、じゃ上にあと3cm足します、、ってのは意味無しと書きましたが、後から、コンクリートを3cm程度足したって、鉄筋も入らない3cmのコンクリートってのは、半年たてば、土の中で粉々になり、ただの砂利と同じ。。。12cmのコンクリートは、土中の湿気にさらされており、全く、意味ありません。

第六回「基礎の基礎 その3」(底盤の厚さ)で解説した通り、底盤の厚さってのは、15cm以上と決まっています。もう一回、眩暈しながら、その時の条文を最初からよ~く読んでいくと
底盤の補強筋として径9mm以上の鉄筋を縦横に30cm以下の間隔で配置したものとすることと、書いてありますね。今どき9mmの鉄筋を使う奴は居ないから、おのづとD10(でー とぉ~、、、)つまり10mmの鉄筋を使う事になります。上の図面でいうと「B]の鉄筋。その先っちょにある「A」の鉄筋もD10を使ったとすると、 60+10+10+60=140 施工誤差を考えると、150mmは欲しい・・・・って事で、底盤の厚さってのは、15cm以上・・・・ほら、つじつまが合ったでしょ。。(^m^  それを、実際の写真で見ると
a0041716_21463946.jpg

上の図と下の写真、番号が対応しています。今回のネタとは関係ありませんが、一応参考に。。。ちなみにこの写真、「B]の鉄筋が@200、、、つまり20cmおきにちゃんと入っているかどうかをチェックした時の写真。一般の住宅でも、このくらいの写真は工事屋さんで撮っておいてほしいんですけどねぇ。。。なかなか、、、

さて、、これからが本題。。プチいじめ。。。(笑)
このあたりの規定、平成12年に改正となっています。勉強不足のヘナチョコさんは、もしかすると知らない?。。。で、、そんな方は問題外。規準を知らないんですから。。。技量は推して知るべし。
ちょっと、高度なイジメになると、設計図を見て、基礎の厚さのトコ見つけてから(もう、見つけられますよね。)「基礎の厚さって、、なんで、、15cmなんですか?」とでも聞いてみるとよろしい。「弊社の規準です、、、」なんて答えるのは、知らないのでごまかしているか、会社のマニュアルしか読んでいない証拠!。「じゃ、、何で、会社でそういう数字に決まっているんですか?」と軽く突っ込むと、多分「・・・・・・・・・(--; 」となるはずです。
「弊社の規準は業界№1で。。」なんて、自慢げにしゃべるヘナチョコさんがいたら、「へぇ。。。そうなんだぁ~~って、、基準法通りじゃねぇか!」などとノリ突っ込みでもしてみましょう(笑)

少々、悪ノリして書きましたが、他にも様々な規準があります。ご覧になってお判りの通り、基準法、、ザル法であるにも関わらず、難解至極。一般的な日本語を公用語とする普通の方には、申し訳ありませんが、理解不能のはず。

やはり、インスペクション(専門家の評価、調査)ってのは必要だと思います
今日は、、、ここまで、、、(^m^)/

何かご質問ございましたら、ご遠慮なくこちらまで
mail to ㈱北工房建築設計室 栃木

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by kitakobo | 2006-03-08 22:23 | 北海道の住宅(基礎編)


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